1. HOME
  2. 考察・検証
  3. 考察
  4. 不乾性油?乾性油? ねこだまり工房の蜜蝋ワックスはどっち?

考察

考察

不乾性油?乾性油? ねこだまり工房の蜜蝋ワックスはどっち?

蜜蝋ワックスに関する考察です。もしかしたら小難しい内容かもしれませんので、最後に要約した内容を記載いたします。

まず前提になのですが、ねこだまり工房で使っているオイルは「ホホバオイル」です。

さて、世の中色々なオイルの種類がありまして、私も詳しいわけではないのですが、料理でおなじみのサラダ油、オリーブオイル、ゴマ油から健康志向の高いアマニ油、髪に使う椿油などものすごく種類が豊富です。

細かな栄養素などの違いを上げていくとWikipediaが出来上がりますので割愛するとして、今回は乾性についての話題ですが、大きくわけると、乾性油、半乾性油、不乾性油と分類されています。ざっくりと代表例を記載すると、乾性油がアマニ油、桐油など、半乾性油が菜種油、こめ油などです。

ホホバオイルは、この分類だと不乾性油に分類されます。では、何が違うのかというと、ざっくりと言えば酸化しやすさと、性質の変化しやすさです。乾性油は、オイルが空気中で酸化して変質することで固まるというものです。その為、家具などのオイルフィニッシュと言われる塗装には乾性油が使われます。

今回は蜜蝋ワックスに関する視点なのですが、一般的な蜜蝋ワックスは、木工製品の仕上げや、オイルフィニッシュを目的としていますので、ブレンドされたものを除けば、アマニ油や、菜種油、こめ油が使われます。配合の違いは、塗装の仕上げなのかクリーニングやメンテナンスを目的とするかで乾性油と不乾性油の配合が変わっている様な印象です。

ねこだまり工房の蜜蝋ワックスは、ホホバオイルを使っていますので、全くアプローチの方向性が違います。

乾性油は、酸化することで意味がありますので、日常的に使うと長期間の保存は難しいです。また独特な匂いを持ったものが多く、蜜蝋ワックスが臭いと言われる要因でもあります。

ホホバオイルなどの不乾性油は、化粧品などでよく使われていて、ハンドクリームやヘアトリートメントでよく見かけるかと思います。ねこだまり工房の蜜蝋ワックスは、人の肌に使う目的から始まっていますので、木工とは視点が異なっているので、オイルの選択肢が違っていたという事ですね。

その結果で、どんな違いが出てくるかと言いますと…不乾性油の為、酸化しにくいです。日常的に長期間使えるという意味になりますし、変質しないのでサラサラ感のある手触りが持続します。ここに蜜蝋の性質とホホバオイルのワックス成分がかけ合わさると、サラサラの滑りの良い膜を塗った面に保持できるという性質に変わります。

ギターなどの完成品に扱う場合、硬化した塗膜ではなく、保湿しながら潤滑作用のある膜を日常的に塗り直す事ができる方が良いかなと考えています。

またオイル自体に匂いもありませんので、臭いなどもなく、人の肌に使う目的だったものが、楽器にも使えているというだけですので、日常的に生活に調和してくれるアイテムとして活躍すると良いなぁと思っています。

説明が複雑になりますので、要約しますね。蜜蝋とホホバオイルでサラサラスベスベが付与できる!木部の保湿にもなる!以上です。笑